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疲労・疲れやすさ

生活習慣

【疲労】寝ても疲れが取れないのは体力不足ではない

狩野 宏多|Kota Karino

2026/6/9

寝ても疲れが取れないのは体力不足ではない|回復できる体をつくるアプローチ【大阪・STRUCT】

「しっかり寝たはずなのに、朝から体が重い」
「以前は平気だったことで、すぐ疲れるようになった」
「帰宅すると、もう何もする気が起きない」

こんにちは。STRUCT Conditioning 代表の狩野(かりの)です。

大阪・梅田/本町/心斎橋で、パーソナルトレーニングを軸にしたトータルコンディショニングを行っています。

アスレティックトレーナー(JSPO-AT)と鍼灸師として、「マッサージや整体に通っても戻ってしまう」「その場しのぎではなく、本質的に体を変えたい」という30〜50代の方を中心に担当しています。

慢性的な疲れや体力の低下を、多くの人は「年齢のせい」「運動不足」「体力がないから」で片づけてしまいます。でも、ここに最初の誤解があります。

結論から言うと、疲れが取れない人に足りないのは体力ではありません。「回復スイッチが入る体」が働かなくなっているだけです。

この記事では、なぜ休んでも疲れが抜けないのか、そして「疲れにくい体」をどうつくっていくのかを、現場で見てきた視点から整理します。

「疲れやすい=体力がない」という思い込みを、まず外す

慢性的な疲労の多くは、エネルギーの「量」が足りないのではなく、エネルギーの「使い方」と「回復のさせ方」がうまくいっていない状態です。

疲れやすさを感じる人ほど、「もっと体力をつけなきゃ」「鍛えれば疲れなくなるはず」と考えます。それで急にランニングを始めたり、ハードなトレーニングに挑んで、かえって疲労を深めてしまう‥というパターンを、これまで何度も見てきました。

考えてみてください。デスクワーク中心で、ほとんど体を動かしていないのに、夕方にはぐったりしている。これは「体力を使い果たした疲れ」ではありません。体力をほとんど使っていないのに、それでも疲れているのです。

つまり、疲れの正体が「がんばりすぎ」だけではない、ということです。

なぜ休んでも疲れが抜けないのか

疲労には「使った疲れ」と「回復できない疲れ」がある

疲労は、大きく2つに分けて考えると整理しやすくなります。

ひとつは末梢性疲労。筋肉や内臓など、体の組織レベルで起きる疲れです。運動した翌日の筋肉痛がわかりやすい例で、これは休養と栄養で比較的回復します。

もうひとつが中枢性疲労。脳や神経のレベルで起きる疲れで、慢性的なストレス・睡眠不足・長時間の精神的な作業で蓄積します。「体は動けるはずなのに気力がわかない」「眠っても疲れが残る」という感覚は、こちらに近いものです。

現代のデスクワーク中心の生活では、体はほとんど使っていないのに、中枢性の疲労だけが積み上がるという状態が起こりやすくなります。だから「とにかく休めば回復する」という対処が、だんだん効かなくなっていくのです。

「回復スイッチ」が入らない体になっている

ここが、この記事でいちばん伝えたいところです。

人の体には、活動モード(交感神経)と回復モード(副交感神経)の切り替えがあります。本来は、夜になれば回復モードに切り替わり、睡眠中に体と脳が整えられます。

ところが、慢性的な緊張・浅く速い呼吸・座りっぱなしの姿勢が続くと、この切り替えがうまくいかなくなります。座りっぱなしの姿勢そのものが浅い呼吸を招きやすく、体は休んでいるつもりでも、内側ではアクセルを踏みっぱなしの状態。これが、「寝ても疲れが取れない」という感覚の正体のひとつです。

睡眠時間が足りているのに回復しないのは、眠っている間に回復スイッチが入っていないから。時間の問題ではなく、回復の質の問題なのです。

よくある「効かない対処」3つ

  • 休むことだけで取り返そうとする——週末に寝だめをしても、回復スイッチが入らない体のままでは、月曜にはまた重く戻ってしまいます。

  • 栄養ドリンクやサプリに頼る——一時的に楽になっても、体の使い方や生活のリズムが変わらなければ、その場しのぎの繰り返しになりがちです。

  • いきなり強い運動を始める——疲労が溜まった状態でのオーバーワークは、回復モードへの切り替えをさらに遠ざけてしまうことがあります。

「疲れているのに、よかれと思ってやっていることが、回復を妨げている」。これは本当によく起こります。

あなたの体が今どういう状態で、どこから整えればいいのか——まずは一度、現在地を確認してみませんか。
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STRUCTが行う「疲れにくい体」へのアプローチ

STRUCTでは、疲労を「気力で乗り切る」のではなく、回復できる体の土台から整えることを大切にしています。トレーニングを主軸に、食事・睡眠・生活習慣を一体で見ていきます。

まず評価で確認すること

何より先に、重い疾患が隠れていないか(レッドフラッグ)の確認を行います。そのうえで、次のような点を細かくヒアリング・評価します。

  1. 疲労のタイプ(体を使った疲れか、回復できていない疲れか)

  2. 呼吸のパターンと、活動・回復モードの切り替えの状態

  3. 睡眠の質(寝つき・途中で目が覚めるか・起きたときの感覚)

  4. 日常の活動量と、体を支える機能のベースライン

  5. 食事や栄養の状態(特に血糖の波)

「いつから疲れているか」だけでなく、「どんな場面で、体がどう反応しているか」まで見ることで、整えるべき順番が見えてきます。

段階的に整えていく

1. 呼吸と神経の切り替えを整える
横隔膜を使った呼吸を取り戻し、回復モードに切り替わりやすい体の状態をつくるところから始めます。「回復できる体」の土台づくりです。

2. 体に合った負荷で動きを取り戻す
今の状態に合った強度で、ピラティスのエクササイズを使いながら、エネルギー効率の良い動作パターンを身につけていきます。無理に追い込むのではなく、段階的に。

3. 生活習慣まで含めて全体を整える
運動だけで完結させません。食事・睡眠・生活習慣まで並行して見直し、日常そのものから疲れにくいベースをつくっていきます。

特定のメソッドに固執しないのがSTRUCTのスタンスです。あなたの体の状態と目的に合わせて、手法を組み合わせたオリジナルのプログラムを設計します。

※体の変化には個人差があります。

お客様の変化ストーリー

30代・男性・会社員

在宅勤務が4年目に入ったころから、「2年目まではなんとかなっていたのに、3年目から体が持たなくなってきた」と感じていたそうです。体力が落ちて風邪をひきやすくなり、季節の変わり目には2年続けて体調を崩しました。「仕事への意欲はあるのに、思うようにアウトプットできないのがもどかしかった」と振り返ります。

フィットネスクラブには通っていたものの、レッスンに出るだけで何をすればいいかわからず、変化を感じられなかったとのこと。STRUCTでは、いきなり追い込むのではなく、呼吸と姿勢を整えるところから始めました。「予想以上に地道なところからのスタートだったけれど、やればやるほど体が変わる実感があって続けられた」。

1〜2ヶ月で、日常で一番つらかった腰まわりの負担が軽くなり、半年ほどでほとんどの不調が気にならなくなったと話します。そこからは体力づくりの段階へ。「とにかくしんどかった冬の体調が、だいぶ楽になって生活リズムが整った」というのが、本人にとって大きな変化だったそうです。

「年齢に関係なく、体力を理由に何かを諦めている人にこそ試してほしい」——これが、ご本人からの言葉でした。

※個人の感想です。体の変化には個人差があります。

「寝ても疲れが取れない毎日から、抜け出したい」

もしあなたが今そう感じているなら、STRUCTのパーソナルトレーニングがお役に立てるかもしれません。

これまで見てきたとおり、疲れが抜けない原因は「体力がないから」ではなく、回復スイッチが入らない体のまま、休み方だけを変えようとしていることにあるケースが多くあります。だとすれば、必要なのはもっと頑張ることではなく、回復できる体に整え直すことです。

STRUCTでは、あなたの体の状態をていねいに確認したうえで、呼吸・動き・生活習慣を一体で整え、疲れにくいベースづくりを段階的にサポートします。

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STRUCT Conditioning代表トレーナー
鍼灸師 / 日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー / NASM-PES

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