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生活習慣
自律神経
なんとなく不調が続く理由|自律神経の乱れにSTRUCTが行うアプローチ
公開日時
2026/3/10 02:52
更新日時
2026/3/10 02:51
「朝起きても身体が重い」
「夜は目が冴えて、なかなか眠れない」
「病院に行っても異常なし、と言われた」
「気力がわかない日が続いている」
こういった不調、どこかひとつの原因に心当たりがなくて、でも確実に調子が悪い。そんな経験はありませんか?
こんにちは!
STRUCT Conditioning 代表の狩野(かりの)です。
大阪・梅田/本町/心斎橋でパーソナルトレーニングを軸としたトータルコンディショニングサービスを行っています。
アスレティックトレーナー(JSPO-AT)×鍼灸師として、「整体に通っても治らない」「本質的に身体を改善したい」という30〜50代の方を中心に指導しています。
こうした「なんとなく不調」の背景に、自律神経の乱れが関係しているケースは非常に多いです。ただ、自律神経の「乱れ」と一口に言っても、実は状態はひとつではなく、状態によってとるべきアプローチも変わります。
この記事では、なぜなんとなく不調が続くのか、自律神経の状態はどうやって把握するのか、そしてSTRUCTでどうアプローチするのかをお伝えします。最後までお読みいただければ、今の自分の身体に何が必要かが見えてくると思います。
自律神経は、名前の通り「自律」して働く神経のことです。心臓の拍動、血管の収縮・拡張、体温調節、消化、免疫の調整、ホルモン分泌…こうした機能はすべて、私たちが意識しなくても自動で制御されています。
自律神経は大きく2つに分かれます。交感神経と副交感神経です。交感神経は身体を活動モードに入れるアクセルで、副交感神経は身体を休息モードに切り替えるブレーキ。この2つがうまくバランスを取りながら、私たちの体調をコントロールしています。
「自律神経が乱れる」とは、このバランスが崩れた状態を指します。ただし、崩れ方は一種類ではありません。
よく誤解されるのですが、自律神経の乱れ=「交感神経が優位になりすぎている状態」というわけではないんです。
現場でよく見る状態を整理するとこうなります。
まず、交感神経が過剰に優位な状態。これは仕事や人間関係のストレスが慢性化しているケースに多く、常に身体が緊張していて、眠れない、肩がこる、脈が速い、血圧が上がりやすいといった症状が出やすいです。
次に、交感神経がうまく高まらない状態。朝になっても身体のギアが入らない、気力がわかない、鬱っぽさや無気力感が続く、という方に多い。これは「副交感神経が優位すぎる」というよりは、活動に向けた切り替えができていない状態です。
もう一つは、切り替えそのものがうまくできない状態。昼間は眠いのに夜は目が冴える、ちょっとしたことでどっと疲れる、体調が天気や季節に大きく左右される。こういった方は、交感と副交感の「スイッチング」の精度が落ちています。
これほど状態が違うのに、同じ「自律神経を整える」というアドバイスをすると、人によっては逆効果になることもあります。だからこそ、まず状態を把握することが出発点になります。
自律神経の乱れは、血液検査やレントゲンには映りません。だから「病院では異常なし」という結果になりやすく、本人だけが不調を感じているという状況が生まれます。
では、どうやって状態を把握するか。
一つは問診です。いつから、どんな状況のときに、どんな症状が出るか。睡眠のリズム、食欲、仕事のストレス、1日の行動パターン。こうした情報を丁寧に拾っていくと、自律神経がどういう状態にあるかが見えてきます。
もう一つは身体の状態そのものです。筋肉の緊張のパターン、呼吸の深さや速さ、姿勢。自律神経の状態は身体の随所に現れます。評価の目で見ると、問診だけではわからない情報が得られることが多いです。
そして最近では、ウェアラブルデバイスが手軽に使えるようになってきました。Apple Watch、Garminなどのスマートウォッチや、Oura Ringのようなリングデバイスで、HRV(心拍変動)、安静時心拍数、睡眠スコアといった指標が計測できます。これらは自律神経の状態を間接的に示すデータで、傾向を見るのに役立ちます。ただし数値はあくまで参考であり、それだけで状態を決めるわけではありません。問診・身体評価・データを組み合わせて総合的に判断します。※医学的な診断ではございません
状態を把握したうえで、STRUCTでは運動・食事・生活習慣の3つの観点から自律神経にアプローチします。
運動は自律神経に直接働きかける手段の一つです。ただ、やり方を間違えると逆効果になります。
たとえば、交感神経がすでに過剰な状態の方に、激しいHIITのようなトレーニングを追加するのは賢明ではありません。そこでまず有効なのが、呼吸を使ったエクササイズです。
長く息を吐くことで副交感神経が活性化し、身体の過緊張が和らぎます。ピラティスやコレクティブエクササイズでは、この呼吸のパターンを意識的に使いながら身体の緊張を整えていきます。「呼吸なんてそんなに大事なの?」と思われるかもしれませんが、現場でこのアプローチの効果を感じることは本当に多いです。
そして特に意識してほしいのが有酸素運動です。有酸素運動を継続的に行うことで、自律神経の「切り替え能力」が高まることが多くの研究で示されています。アクセルとブレーキの利きが良くなるイメージです。ジョギングでも速歩きでも自転車でも構いません。週に数回、20〜30分程度の有酸素運動を生活に組み込むことを、STRUCTでは強くお勧めしています。
自律神経と腸の関係は、近年かなり注目されています。腸は「第二の脳」とも呼ばれるほど多くの神経が集まっており、腸内環境の乱れが自律神経のバランスに影響することがわかってきています。
STRUCTでの食事アドバイスでは、腸内環境を整えることを意識します。発酵食品(味噌、ヨーグルト、納豆など)や食物繊維の摂取、血糖値の乱高下を防ぐ食事のタイミングと内容。砂糖の多い食事や不規則な食事は血糖値を乱し、それが自律神経の負担になることもあります。「何を食べるか」だけでなく「いつ、どのように食べるか」も含めて考えます。
自律神経は1日のリズムの中で動いています。朝は交感神経が徐々に上がり、日中活動し、夜になるにつれて副交感神経が優位になって休息に向かう。このリズムが崩れることで、不調が起きます。
STRUCTでは、このリズムを意識した行動習慣を一緒に考えます。
朝は交感神経を適切に活性化するタイミングです。朝日を浴びる、冷水を使う、軽い運動をする、朝食をとる。こうした行動が身体のギアをアクティブモードに入れる助けをします。
夜は逆です。副交感神経が優位になれるよう、就寝2時間前からはスクリーンの明るさを落とす、ぬるめのお湯に浸かる、刺激の強い情報をシャットアウトする。交感神経が夜になっても収まらないことが、睡眠の質を下げている大きな原因の一つです。
「そんな当たり前のこと」と思われるかもしれません。でも、実際に1日を通じて意図的にこのリズムを作っている人は少ないんです。知っていることと、日々の行動として組み込まれていることは別の話で、ここにSTRUCTが関わる意味があります。
実際に来てくださったお客様の変化をご紹介します。
デスクワーク中心の生活で、以前から朝の倦怠感と日中の気力のなさに悩んでいた40代男性です。夜はベッドに入っても考え事が止まらず、眠りが浅い状態が何年も続いていました。「疲れているのに眠れない」という典型的なパターンでした。
評価時に身体を見ると、呼吸が浅く胸での上胸部呼吸になっており、首や肩まわりの筋肉が常に過緊張の状態でした。日中の活動量が低く、有酸素運動はほぼゼロという生活でした。
介入はまず呼吸エクササイズと姿勢の修正から入りました。副交感神経を活性化する呼吸パターンを身体に覚えさせながら、並行して朝のルーティンと夜の行動習慣を一緒に設計しました。また、週2回のウォーキングを日課として組み込んでもらいました。
2ヶ月ほど経った頃から、「朝の目覚めが少し楽になってきた」という変化が出始めました。夜の眠りの質が上がり、日中の集中力も戻ってきた、と話してくれました。「自律神経の問題は治らないと思っていたので、こんなに変わるとは思っていなかった」という言葉が印象に残っています。
自律神経の乱れによる不調は、「なんとなく」という言葉でしか表しにくい分、対処が後回しになりやすいです。でも、身体は必ずサインを出しています。
まず知っておきたいのは、自律神経の「乱れ」は一種類ではないということ。交感神経が過剰なのか、切り替えができないのか。状態によってとるべきアプローチは変わります。
状態の把握には、問診・身体評価・ウェアラブルデータを組み合わせることが有効です。そのうえで、運動・食事・生活習慣の3つから総合的にアプローチすることで、自律神経のバランスは確実に整えていけます。
特に有酸素運動は、自律神経の切り替え能力を高める効果があります。ジムに通わなくても取り入れられる習慣なので、ぜひ生活に組み込んでほしいです。
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狩野 宏多
STRUCT Conditioning 代表 / トレーナー
身体を整え、人生の質を高める。パーソナルトレーニング&コンディショニングで一人ひとりに最適なアプローチを提供。
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